[東京 22日 ロイター] - 財務省は22日、市中向けの発行額を前年当初比7.0兆円減額し、134.2兆円とすることを柱とする2018年度国債発行計画を発表した。当初ベースの減額幅は07年度の8.4兆円に次ぐ規模で、日銀の国債購入量は一段と減りそうだ。

予算ベースの国債発行総額は、前年度比4.1兆円減の149.9兆円。入札を通じて金融機関から調達する市中発行額は2009年度以来の低水準とした。低金利下で政府収入が額面を上回って推移する現状から、発行減額とは別に、数兆円の減額要因を上乗せした。

年限別では、物価連動債と利付20年債を除く6銘柄を減額する。利付40年債は前年比0.6兆円減の2.4兆円とする。30年債は8.4兆円と前年当初から1.2兆円減らす。10年債や2年債も年1.2兆円の減額とし、それぞれ26.4兆円、25.2兆円となる。5年債は減額幅を2.4兆円とし、年間24.0兆円を発行する。1年割引短期国債は年2.2兆円の減額とした。

一方、既発債を追加発行する「流動性供給」は前年当初比1.8兆円増額の12.6兆円とし、2年連続で増やした。各ゾーンとも増額となる。