[22日 ロイター] - 米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したデータを基にロイターが算出したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(12月19日までの1週間)によると、ドルの売り越し額が11月中旬以来の低水準となった。

ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する売り越し額は21億8000万ドル。前週は78億1000万ドルだった。ドル売り越しは23週連続だが、売り越し額は5週間ぶりに減少した。

ニュージーランドドル、メキシコペソ、ブラジルレアル、ロシアルーブルを含むを含めた10通貨<NETUSDALL=>に対しては32億8700万ドルの売り越しで、売り越し額は前週の98億0300万ドルから減少した。

ドル売り越し縮小の背景には、ユーロの買い越し減少と豪ドルに対する急速な心理の悪化がある。ユーロ買い越しは11万3889枚から8万6224枚へ減少した。

豪ドルは前週の4万0720枚の買い越しから1万2660枚の売り越しに転じた。豪ドルの持ち高の変動としては2007年以来の大きさとなる。

スコシアバンクの首席為替ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏は「豪ドルの状況はやや不可解だ。年央からずっと小幅な買い越しだったのが大幅な売り越しとなった。先週にかけてこうした地合いの変化をもたらすような大きなニュースはなかったはずだ」と述べた。

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