[ニューヨーク 28日 ロイター] - ニューヨーク外為市場で、ドルが主要通貨バスケットに対し下落し、1カ月ぶりの安値をつけた。仮想通貨ビットコイン<BTC=BTSP>は続落。韓国当局が仮想通貨への追加規制を行う方針を示したことが嫌気された。

みずほ(ニューヨーク)の為替ストラテジスト、サイリーン・ハラリ氏は「これまでドル相場が値上がりしてきたのは税制改革への期待からだった。その税制改革が今や現実のものとなり、ドル売りが出ている」と述べた。市場では税制改革が消費者の信頼感押し上げにどの程度早く寄与するのか確信が持てないでいる。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は一時11月27日以来の安値をつけ、その後は0.45%安の92.609。年初来では9%強値下がりし、2003年以来の大幅な下げとなる勢い。トランプ政権への政策期待から、ドルは年初時点で14年ぶり高値をつけていた。

ユーロ/ドル<EUR=>は0.55%高の1.1951ドル。一時1カ月ぶり高値をつけた。年初来では約14%値上がりし、2003年以来の大幅な上げとなる勢い。

銅価格<MCU3>が4年ぶり高値をつけ、原油価格<LCOc1>も底堅く推移するなか、資源通貨もしっかり。豪ドル<AUD=D4>は0.32%高の0.7791ドル、ニュージーランドドル<NZD=D4>は0.33%高の0.7081ドル。

ビットコイン<BTC=BTSP>は、ビットスタンプ取引所で9.31%安の1万3891.30ドル。ある関係者は「プロの投資家は手を引きつつあり、個人投資家も追従している」と述べた。

ドル/円 NY終値 112.87/112.90

始値 112.84

高値 112.99

安値 112.80

ユーロ/ドル NY終値 1.1941/1.1945

始値 1.1935

高値 1.1959

安値 1.1932

(表はロイターデータに基づいています)