[シンガポール 2日 ロイター] - シンガポール通産省が発表した第4・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前年比3.1%増となり、約4年ぶりの高い伸びだった前四半期の5.4%から減速した。

季節調整済みの前期比年率では2.8%と第3・四半期の9.4%から大きく鈍化した。

ロイターがまとめたエコノミスト予想の中央値は前期比2.9%増、前年比2.7%増だった。

2017年通年の成長率は3.5%と3年ぶりの高い伸びで、政府予想(3.0─3.5%)の上限となった。半導体などの電子部品・製品を中心に海外の需要が改善した。

第4・四半期は非製造業が前年比7.5%増と2016年第4・四半期以来の高い伸びを記録した。通産省によれば、金融、卸売り、小売りなどが好調だった。その一方で製造業は前年比11.5%のマイナス成長となった。第3・四半期は38.0%増だった。

みずほ銀行(シンガポール)のシニアエコノミスト、ビシュヌ・バラサン氏は「第3・四半期の上方修正など、詳細な中身の方が若干良かった」と指摘した。回復が幾分広がっているとし、金融管理局(MAS、中央銀行)は10月ではなく4月に金融引き締めに動くとの見方に市場は傾いていると述べた。

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