[2日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反落。ポンドが上昇し、ドルで収益を得る輸出銘柄が痛手を受けた。

生活必需品銘柄が最大の重しとなり、FT100種を19ポイント超押し下げた。ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)<BATS.L>と世界最大の蒸留酒メーカー、ディアジオ<DGE.L>、日用品大手ユニリーバ<ULVR.L>は1.6%から2.0%下落した。

この日は休暇開けで薄商いだったほか、欧州連合(EU)が3日に新たな金融規制である第2次金融商品市場指令(MiFID2)を施行することを控え投資家は慎重な姿勢を保っている。

<欧州株式市場> 続落。自動車銘柄が売られたほか、ユーロ高が重しとなった。

STOXX欧州600種自動車・部品株<.SXAP>は0.13%低下した。フランスの12月の新車登録台数が0.51%減ったことが嫌気された。また2017年はディーゼル車が全体の販売に占める割合が2000年以来初めて50%を下回った。5日に発表予定の英新車登録台数が5%減となるとの見通しを示す報道も売り材料となった。

ドイツの自動車部品大手シェフラー<SHA_p.DE>は4.9%下落。同BMW<BMWG.DE>とフォルクスワーゲン(VW)<VOWG_p.DE>はともに0.5%安となり、取引時間中の安値からは持ち直して取引を終えた。

<ユーロ圏債券> 国債利回りが上昇。今年最初の取引となるなか、欧州中央銀行(ECB)の債券買い入れ縮小開始や底堅い経済指標などが圧迫要因となった。

周辺国債の利回りの伸びが目立ったほか、中核国債の利回りも上昇、ドイツ国債利回りは2カ月ぶりの高水準となった。

クーレECB専務理事は中国の財新グローバル誌に対し、9月に期限を迎える債券買い入れプログラムについて、延長しない「合理的な可能性」があるとの見方を示した。同発言を受け、ECBが超金融緩和策を終了する可能性が意識されたという。ECBの債券買い入れ額は今月から月300億ユーロに半減する。

経済指標では12月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が60.6と1997年6月の統計開始以来の高水準を記録

ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>は2.5bp上昇し0.46%と、10月下旬以来の高水準。同30年債利回り<DE30YT=TWEB>も一時約5bp上昇し1.31%し、11月中旬以来の高水準をつけた。

イタリア10年債利回り<IT10YT=TWEB>は約10bp上昇し2%を超え、2カ月ぶり高水準。ドイツ国債との利回り格差は約165bpと、10月19日以来の水準に拡大した。