[4日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続伸。過去最高値を更新した。

一次産品銘柄が買われ全体水準を押し上げた。ただ小売や不動産銘柄が振るわず、欧州株式市場ほど勢いはなかった。

金融やエネルギーなど景気循環株が好調だった。原油高に伴い石油大手のBP<BP.L>とロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>は1.1%と1.0%それぞれ上昇した。FT350種原油・天然ガス株指数<.FTNMX0530>は1.00%上昇し、2008年5月以来の高水準となった。産油国であるイランで反政府デモが続く中、原油は15年半ば以来の高値となっている。

金属の値上がりに伴い鉱業株も好調だった。グレンコア<GLEN.L>とアングロ・アメリカン<AAL.L>、BHPビリトン<BLT.L>は0.3%から1.4%上昇した。

一方、小売銘柄は振るわなかった。小型株において小売のデベンハム<DEB.L>が17.7%急落し、08年3月以来の大幅安となった。クリスマス時期の業績を受け利益見通しを引き下げたことが嫌気された。FT100種では小売大手マークス・アンド・スペンサー(M&S)<MKS.L>が3.6%の連れ安となった。

この日発表された17年の英住宅価格は12年以来の小幅な伸びにとどまり、ロンドンにおいては09年以来初めて低下した。統計を受け不動産部門が軟調だった。不動産大手のブリティッシュ・ランド<BLND.L>は3.0%、ハマーソン<HMSO.L>は2.5%それぞれ値を下げた。

<欧州株式市場> 続伸。2017年12月のユーロ圏のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)が7年ぶりの高水準を記録した。底堅さを増す景気を背景に企業活動が活発になっているとの見方を後押しした。  鉱工業関連株<.SXNP>や銀行株<.SX7P>などの景気循環株が好調だった。スペインの銀行サンタンデール銀行<SAN.MC>とフランスの金融大手BNPパリバ<BNPP.PA>、オランダの同業ING<INGA.AS>はSTOXX欧州600種指数<.STOXX>の大きな押し上げ要因だった。ユーロ圏経済に対する前向きな見方が出る中で金融株に買い注文が入った。

<ユーロ圏債券> スペイン国債利回りが急低下し、約2カ月ぶりの大幅な下げとなった。

同国の今年初となる国債入札は順調に消化された。

スペインは中・長期債46億ユーロを売却。金額は目標レンジの上限に達した。入札を受け域内国債の大半の利回りが低下した。

ある市場関係者は「スペインの入札は好調だった。新年を迎え債券市場に資金が割り当てられていると聞いており、実際にそうした動きがみられる」と述べた。

周辺国債が利回り低下を主導し、スペイン10年債利回り<ES10YT=TWEB>は5bp低下の1.55%。昨年11月初旬以来の大幅な低下となる勢い。ドイツ国債との利回り格差は一時109bpに縮小した。ポルトガル10年債利回り<PT10YT=TWEB>は6bp低下の1.94%。ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>は小幅低下し0.435%。