[東京 5日 ロイター] - 武田薬品工業<4502.T>は5日、これまで提携関係にあったベルギーのバイオ医薬品企業TiGenix<G9U.BR>を買収すると発表した。公開買い付けを通じて1株当たり1.78ユーロ、総額約5億2000万ユーロ(約700億円)で買収する。

買収は、TiGenix社の取締役会が全会一致で支持している。

武田とTiGenix社は、16年7月に消化器系疾患に関する医薬品の開発・販売で提携しており、この提携を発展させる。武田は買収により、消化器系疾患領域における開発後期パイプラインと、米国のスペシャリティケア市場におけるプレゼンスを強化するという。

株式の取得は現金。買い付け期間は、欧州医薬品庁の承認によるため未定。ただ、買収は3月下旬または4月上旬に完了する見通しだとしている。武田の18年3月期の業績に与える影響は軽微であり、この買収を織り込んだ19年3月期決算予想は5月に発表予定だ。

武田のフィナンシャルアドバイザーはCenterview Partners UK LLP、TiGenixはCowen and Company, LLC。

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