[ブリュッセル/フランクフルト 5日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が5日発表した12月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値は前年比1.4%の上昇となり、上昇率は予想通りに前月の同1.5%から鈍化した。食品およびエネルギー価格の上昇率鈍化が背景。

ドイツなどからの圧力が強まったにもかかわらず、緩和政策の維持を決定した欧州中央銀行(ECB)の正しさを証明する内容となった。

食品・エネルギーを除くコア指数は前年比1.1%上昇で、11月と変わらずだった。

CPI上昇率の小幅な鈍化はECBおよびエコノミストの予想通りだった。

ただ先週発表されたドイツの12月のCPIが前年比1.6%の上昇となったことから、市場ではユーロ圏CPIの上振れサプライズ観測が強まっていた。

ソシエテ・ジェネラルの市場ストラテジスト、ケネス・ブロー氏は「ECBに量的緩和(QE)解除を促す大きな圧力はない」と述べた。

CPI発表後のユーロの対ドル相場<EUR=>は4日につけた4カ月ぶり高値(1.2089ドル)を若干下回る水準で取引されている。

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