[ニューヨーク 5日 ロイター] - 米国株式市場は続伸。ハイテク株の買いが膨らむ中、主要株価3指数はそろって最高値を更新した。さらにナスダック総合とS&P総合500種は週間で、約1年ぶりの大幅な上昇を記録した。

経済指標が世界的に堅調となっていることや、第4・四半期の企業決算への期待を追い風に、米株式相場は年明けから好調な滑り出しをみせている。ダウ工業株30種は4日、初めて2万5000ドルを突破。S&Pも今週2700、ナスダックは7000の大台にそれぞれ乗せた。

US銀・プライベート・クライアント・ウェルス・マネジメントのマイク・ベーレ氏は「2018年初めの4営業日で米株価は2%上昇して、極めて好調だ。市場はなお税制改革による恩恵を見極めようとしており、こうしたことが良好な経済見通しと相まって株価の押し上げ要因となっている」と語った。

朝方発表された12月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想を下回る増加にとどまったものの、緩やかな利上げペースの維持につながり、株価には好材料になるとベーレ氏は指摘する。

雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比14万8000人増と、予想の19万人増を下回る伸びとなった。ただ、時間当たり賃金は0.3%増加し、労働市場の底堅さを浮き彫りにした。

週足ではダウが2.3%、ナスダックが3.4%、S&Pが2.6%上昇。

S&Pハイテク株は1.2%上昇し、S&P構成セクター全体の上げを主導。マイクロソフト、アップル、アルファベットの上昇が目立った。

ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.52対1の比率で上回った。ナスダックも1.47対1で値上がり銘柄数が多かった。

トムソン・ロイターのデータによると、米取引所の合算出来高は約63億株と、直近20営業日の平均と一致した。

(ロイターデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)