今回は070/080/090番号による音声通話付きSIMの主要サービスについて、料金表でまとめている。2018年最初の更新ということで、今年格安スマホ/格安SIM関連で起きそうなことを勝手に予測してみた。

世界シェア4位のOppoが国内参入!?

 まずはOppoの国内参入の話題だ。同社はスマホの世界シェアではサムスン、アップル、ファーウェイに続く4位で、本国中国のみならず、アジア圏でも勢いを増している。日本法人が転職サイトで人材募集をしていることが確認されるなど、国内市場参入が有望視されている。

 すでに市場を席巻している同社だが、国内市場では(サポートも含めて)求められる要素が海外とは異なり、日本法人が対応できるか、また日本法人からの要求を本国がくみ取れるかどうか不明な部分も多い。ともあれ、まずは実際の製品。期待して待ちたい。

DSDV
海外のイベントではおなじみのOppo

経営難のMVNOが他にも出てくる!?

 2016年から2017年初頭までは、テレビCMやリアル店舗の積極展開など、とにかく勢いがあったFREETEL(プラスワン・マーケティング)。ところが昨年9月にMVNO事業の楽天への売却を発表した後、端末事業が残された本体も民事再生手続きに。年末にはその端末事業とFREETELブランドをMAYA SYSTEMに譲渡する方向であることが公表された。

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プラスワン・マーケティングは端末事業も譲渡の方向へ

 iPhoneも販売しているY!mobileやUQ mobileといったサブブランドの勢い、主要キャリアの新プランなどで、格安スマホの伸びがやや鈍っているなか、事業撤退を検討するMVNOがさらに出てきても不思議ではない。ユーザーとしては少なくとも急に使えなくなるというようなことはないよう望みたいところだ。

総務省はサブブランドをよく思っていない?

 総務省は昨年12月から「モバイル市場の公正競争促進に関する検討会」を開催している。その第1回の資料では論点が提示されたが、主要キャリアとMVNO各社との公平な競争環境を構築する上で「音声定額プランが卸提供されていない」「2年契約の自動更新」「中古端末の流動性」などのほか、MVNO間についても、主要キャリアの関連会社のMVNOとその他MVNOとで同等性が損なわれていないかといったものが含まれている。

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総務省はMVNOを取り巻く競争環境を改善することで、料金の低廉化を狙っているようだ

 今後はMVNOや主要キャリアなどへのヒアリングが行なわれる予定で、今年3月の取りまとめに向けて、どういう議論が行なわれるかに注目が集まりそうだ。

次のiPhoneはどうなる? DSDS対応?

 例年どおりであれば、2018年も9月頃に発売されるであろう次期iPhone(その前にiPhone SEの後継機は?)。正式発表までは今年もウワサにひたすら振り回されそうだが、すでに盛り上がっている(というか期待されている?)のが、DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)への対応だ。

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iPhoneにアンテナマークが2つ表示される日は来るのだろうか?

 SIMフリースマホでは当たり前の機能になってしまったとは言え、キャリアスマホにDSDSはまず採用されない。というのもキャリアの乗り換えや収入減少に繋がりやすい機能であるため。日本はもちろんアメリカなどでも、iPhoneの大半がキャリア経由で販売されている中、iPhoneをDSDS対応させることはあるのかないのか、それとも一部モデルのスペシャル機能になるのか。繰り返しになるが、本当のことは9月まで待たないとわからない。

人気の音声通話付きSIMの料金表(税込)
(データ専用SIMは前回分をクリック

※1:12~13時、18~19時は最大300kbps
※2:新規加入時は最大12ヵ月間、1080円割引
※3:518円/1GBの追加チャージのみ、購入当月のみの利用で繰り越し不可(他は3ヵ月後の末日まで利用可能)。繰り越し可能な1GBのチャージは1188円
※4:26ヵ月目以降は通信量は半分になる