[8日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反落して取引を終えた。ハイテクやヘルスケア銘柄が重しとなった。業績見通しを引き下げたソフトウエアのマイクロフォーカス<MCRO.L>も大幅安となった。

マイクロフォーカスは16.0%急落。上半期決算で収益見通しが市場予想を下回った。

小型株ではベビー用品小売りのマザーケア<MTC.L>が27.5%急落。過去最安値に落ち込んだ。英市場が短期的に改善する見込みはないとし、通期利益がこれまでの予想よりも大幅に低くなるとの見通しを示したことが嫌気された。

多くの英小売り企業が今週、クリスマス時期の業績を発表する予定だ。小売のデベンハム<DEB.L>は前週、期待外れの業績を発表し、年末商戦の決算発表は軟調な幕開けとなった。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 続伸して取引を終えた。世界経済に対する楽観的な見方や合併・買収(M&A)活動への期待で買い意欲が強まった。

STOXX欧州600種指数<.STOXX>は2015年8月以来、約2年4カ月ぶりの高水準をつけた。

ベルギーのバイオテク企業アブリンクス<ABLX.BR>は45.3%急騰。糖尿病治療薬大手のデンマークのノボノルディスク<NOVOb.CO>による26億ユーロ(31億ドル)の買収提案を拒否したことが材料視された。アブリンクスの終値は、ノボノルディスクの提示額である1株あたり30.5ユーロをやや上回った。別の企業による買収提案や、ノボノルディスクがより魅力的な買収提案を提示するとの期待から投資家らが割増し価格で同社株を買ったことを示す。証券会社が一部の業界でM&Aの動きがあるとの調査結果を発表したことでM&A期待が高まっている。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 週内に国債の新規発行予定が相次ぐなか、利回りが低下した。

好調な指標を受け欧州資産の地合いが支えられ、周辺国債券利回りが下げを主導した。ドイツやオーストリア、オランダ、イタリアが、週内に約120億ユーロの債券を売却する見通しだ。

欧州委員会が公表した昨年12月のユーロ圏業況指数は1.66と、1985年以降で最高となった。11月のユーロ圏小売売上高は、前年比の伸びが2.8%で予想を上回った。

ポルトガルが周辺国債をアウトパフォームして、利回りは6ベーシスポイント(bp)低下して1.86%。その後下げ幅を縮小し、1.88%で推移した。域内10年債利回りは大半が1━3bp低下した。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]