[8日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>は8日、半導体大手の製品に見つかった安全上の欠陥に対応するため、パソコンのMac(マック)やiPhone(アイフォーン)などの基本ソフト(OS)のアップデートを発表した。

米アルファベット<GOOGL.O>傘下のグーグルなどの研究者らは3日、米半導体大手インテル<INTC.O>などの製品を内蔵するコンピューター機器から情報が流出する可能性を伴う安全上の欠陥が2件見つかったと発表。1件は「メルトダウン」と呼ばれ、インテル製品のみ影響し、もう1件は「スペクター」と呼ばれ、過去10年に製造されたコンピューター用半導体のほぼ全てに影響する。

アップルは4日、マック全製品とiPhoneなどのiOS搭載端末が2件の欠陥に影響を受けているが、最新のOSアップデートによって利用者はメルトダウンによる攻撃を防げると説明。ただ、マックとiOS端末はスペクターを通じた攻撃に対して脆弱であるため、数日内にウェブブラウザー「サファリ」の修正ソフト(パッチ)を配布するとしていた。

また、この欠陥を悪用したハッキング事例を把握していないとも明らかにした。

アップルは今回、アップルTV、アップルウオッチ向けのソフト更新も行った。