[フランクフルト 8日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が、南アフリカの家具製造・販売大手シュタインホフ<SNHJ.J>の社債を売却し、最大で55%の損失をこうむった可能性のあることが、8日公表のECBデータで明らかになった。

シュタインホフを巡っては昨年12月に不正会計疑惑が浮上し、株や社債の価格が大幅に下落していた。

社債価格は先週、昨年7月の発行時の45%まで下げていた。ECBは7月にシュタインホフ社債を購入している。

同社社債は、1月2日時点ではECB保有社債のリストにあったが、8日に公表されたリストから消えていた。

ECBは保有資産の購入価格や売却価格を公表していない。

ドラギ総裁は12月8日の記者会見で、シュタインホフ社債の損失は比較的小規模だと述べた上で、保有をどうするかについては検討すると述べていた。

シュタインホフは、不正会計疑惑が発覚して以降、100億ドル以上の時価総額を失っている。