[北京 10日 ロイター] - 中国国家統計局が10日発表した2017年12月の消費者物価指数(CPI)は前年比1.8%上昇となり、伸びは前月(1.7%)から加速した。ただ、アナリスト予想の1.9%には届かなかった。

食品は前年比0.4%低下(11月は1.1%低下)。非食品は2.4%上昇(11月は2.5%上昇)した。

一方、12月の生産者物価指数(PPI)は前年比4.9%上昇。伸びは前月(5.8%)から鈍化し、政府が冬期の大気汚染防止策を強化する中、13カ月ぶりの低さとなった。アナリスト予想(4.8%)は上回った。

政府は北部の工業地域における大気汚染の防止策を進めており、原材料需要に悪影響を及ぼしている。住宅市場の規制も継続し、不動産投資の重しにもなっている。

12月の原材料価格は前年比8.1%上昇と、11月の9.7%上昇から鈍化した。

統計局が昨年12月27日に発表した11月の工業部門企業利益は前年比14.9%増と、4月以来の低水準となった。

ただ、工場の生産削減は供給不足の懸念につながっており、鉄鉱石や鉄鋼先物価格は大幅上昇。冬期の建設活動縮小による需要減を補完した。

2017年通年のCPIは前年比1.6%上昇し、伸びは政府目標の3%以内に収まった。PPIは6.3%上昇した。

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