[東京 10日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の112.24/26円。前日から始まった円売りポジションの巻き戻しが、きょうの午前中も続き、ドルは一時112.17円まで、ユーロ/円は133.97円まで下落した。

前日の円ショートの巻き戻しのきっかけは、日銀が超長期国債の買い入れを予想外に減額したことだが、市場では年末年始から円売りポジションが相当程度積み上がっていた。

投機筋は「これ以上、円を売っても、ドル/円もクロス円も上がらないので、買い戻したかったところへ、日銀のニュースが舞い込んできた」(外国銀)という。

ただ、巻き戻しは、利益確定よりも損失確定の色彩が濃かったもようで、今朝まで損切りが続いたという。とりあえず目先の円ショートの投げはほぼ一巡したもようだが、113円台で構築した円ショートがまだ残っているとの指摘も聞かれた。

一方で、米10年国債利回りが2.55%付近まで上昇しているため、ドル/円の下値をサポートする要因になるとみられている。

午前中に12月の中国CPIおよびPPIが発表されたが、目立った反応はみられなかった。