[ワシントン 9日 ロイター] - 米アルミニウム押出協議会(AEC)は9日、中国のアルミ形材メーカー、中国忠旺<1333.HK>とその関連会社がベトナム経由でアルミ製品を出荷することにより、米国の反ダンピング(不当廉売)関税や補助金相殺関税を免れているとし、新たな貿易保護措置を求めた。

AECによれば、中国忠旺は中国産のアルミ押出形材を関連会社のグローバル・ベトナム・アルミニウムでわずかに変形させただけでベトナム産にしているという。

中国忠旺はロイターに対し「申し立てには根拠がない」と答えた。

米商務省は通商法232条に基づくアルミ輸入品への調査を受け、1月22日にトランプ大統領に提言する予定。また鉄鋼輸入品に対する同様の調査による提言も1月16日に行う。ただいずれも報告書がすぐに公開されるかどうかは不明。

AECのジェフ・ヘンダーソン会長は「市場にまん延する中国製アルミ押出形材の不当な取引やあからさまな関税逃れは食い止めなければならない」と述べた。