[レイクフォレスト(米イリノイ州) 10日 ロイター] - 中国が米国債購入のペース低下・停止を検討中との一部報道について、シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は10日、中国は過去にもポートフォリオを再均衡化していると指摘、報道内容に強い感想はないと話した。

記者団に「過去数年間にわたり、中国は外国債ポートフォリオの再均衡化、均衡化でさまざまな手法を講じてきた」と語った。

複数の連邦準備理事会(FRB)当局者が懸念を表明した、利回り曲線のフラット化について、エバンズ氏は長期金利の重しとなる他の要因が存在する中、短期金利を引き上げている現状を踏まえると、予想されることとの認識を示した。

国内経済の成長が加速すれば、利回り曲線はスティープ化する可能性も指摘した。

自身が先に示した、年央までの利上げ見送りは控えめな案とした。

減税の国内総生産(GDP)成長率押し上げ効果は、今年が0.5%ポイント、2年間で計0.8%と予測した。

ただ長期的な押し上げ効果はほとんどないとし、長期成長率を1.75%と見込んだ。