[10日 ロイター] - 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は10日、関係筋の話として米印刷機器メーカー、ゼロックス<XRX.N>が富士フイルム・ホールディングス<4901.T>と重要な案件について協議していると報じた。

ゼロックスの資本構成が変わる可能性があるが、完全買収は検討されていないという。

ゼロックスは取材に対してコメントを控えた。富士フイルムは憶測報道についてはコメントしないとした。

著名投資家カール・アイカーン氏は12月にゼロックス株主への書簡で、同社の新製品投入ペースや売上高の伸びが遅いと批判したうえで、新たな経営陣が切実に必要とされていると主張した。アイカーン氏はゼロックスの新たな取締役候補4人も指名している。

富士フイルムは昨年8月、写真用フィルムの市場が急速にしぼむなか、同事業以外で収益拡大を図るため、戦略的買収に3年間で5000億円を投じる計画を明らかにしている。

ゼロックスと富士フイルムは1962年に合弁会社の富士ゼロックスを設立。保有率は富士フイルムが75%、ゼロックスが25%となっている。

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