[シンガポール 11日 ロイター] - 11日アジア時間の取引で原油先物は前日に付けた約3年ぶり高値圏を維持。最新の週間統計で、米国での原油在庫の減少と生産落ち込みによる供給タイト化が示されたことが要因。

ただアナリストは引き続き、相場過熱の兆しを警告している。

0144GMT(日本時間午前10時44分)現在、米WTI原油先物<CLc1>は前日清算値比0.04ドル安の1バレル=63.53ドル。前日に記録した2014年12月以来の高値(63.67ドル)付近で推移している。

北海ブレント先物<LCOc1>は0.06ドル安の69.14ドル。こちらも前日に付けた15年5月以来の高値(69.37ドル)に近い水準。

サクソバンクのコモディティー戦略責任者、オーレ・ハンセン氏は「(原油の)供給中断と米国を含めた世界的な在庫減少が原油相場を押し上げてきた」と指摘。「弱気シグナルよりも強気シグナルが注目されやすい雰囲気にある」と述べた。