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普段、あまり目にすることのない数字やデータに光を当てて多角的に分析、ビジネスパーソンにとっておきの「お役立ち情報」をご紹介する『ダイヤモンドDATAラボ』。今回からは、『別冊週刊ダイヤモンド2017年11月26日号 中古住宅 売る・買う・創る』から、騰落率で見る「中古住宅狙い目駅ランキング」をお届けします。

騰落率上昇ポイントで注目駅を割り出す

 中古のマンションや戸建てを購入するに当たり、多くの人が気にするのが「資産価値」。その指標となるのが「騰落率」です。これは、中古になった場合、価格が新築販売価格に比べてどのくらい変動するかの割合を示したものです。

 一般に、築後10年間で物件価格は10~20%ほど下落します。つまり、築10年で騰落率が0%なら、10~20%の価格下落を取り戻していることになり、優良物件といえるわけです。

 騰落率は本来、マンション1棟ごとに算出されるものですが、今回は駅周辺の複数(3件以上)で算出した騰落率を平均して、「駅の騰落率」を導き出し、騰落率で見る「中古住宅狙い目駅ランキング」を作成しました。

 ただ、注意すべきは、騰落率は高ければ高いほどいいわけではないこと。天井まで上昇してしまえば、後は下落するしかないからです。そういう意味で、今後、価値の上昇が見込める物件は、直近1年間の騰落率の上昇ポイントが1~2ポイント程度にとどまっているところと見るべきでしょう。