[11日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続伸。予想を下回る業績で小売り各社が株価を大きく下げたが、堅調な資源相場に支えられ鉱業株が値を上げ、過去最高値を更新した。

小売りではマークス・アンド・スペンサー<MKS.L>がFT100種株価指数<.FTSE>の銘柄で最も下げ、7%安だった。

一方で、鉱業のアングロ・アメリカン<AAL.L>、リオ・ティント<RIO.L>、BHPビリトン<BLT.L>はそれぞれ3.6%、1.9%、1.8%の上昇だった。

<欧州株式市場> 下落。国債の利回り上昇やユーロ高が重しとなった。

STOXX欧州600種指数<.STOXX>は中国による米国債の購入縮小報道の影響で下落した前日に続く続落。中国側は報道を否定したが、欧州中央銀行(ECB)が公表した昨年12月の理事会の議事録で金融政策の変更が意識され、STOXXは下げに転じた。

キャピタル・エコノミクスは「今年後半に量的緩和を徐々に縮小するのではなく、9月に資産買い入れを停止することを意味している可能性もある」と指摘した。

ECB議事録の公表を受けユーロは上昇した。

<ユーロ圏債券> ドイツ国債利回りが上昇し、5カ月ぶりの高水準をつけた。

欧州中央銀行(ECB)が今年初めに政策メッセージの微調整に着手する可能性が昨年12月の理事会議事要旨で浮上し、利回りの押し上げにつながった。

ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>は5ベーシスポイント(bp)上昇し0.532%と、約5カ月ぶり高水準。

ある市場関係者は「ECBが政策変更をめぐり、9月よりもかなり早い段階で市場に心積もりを促すべきと考えていることがコンセンサスになっているようだ」とした上で「明らかに市場の予想よりも多少時期が早まっている」と指摘した。

域内では大半の国債利回りが3-6bp上昇した。