チェコは世界でもっともビールを消費する国で、その量は一人あたり平均で日本の3倍以上。チェコに駐在する友人いわく、チェコでは食べながらビールを飲むことはまれで、まるで主食のようにただビールを飲む人が多いとのこと。

チェコ・プラハの有名店「金の虎」 Photo by T.I.

 一方、日本ではビールは食中酒として好まれます。そのため、さまざまな料理の味に合うよう、切れ味よくさっぱりしたビールが主流を占めています。

 ノンアルコールビールもその流れを受けて作られているのでは、と考えています。つまり、ノンアルコールビールはおいしい食事やおつまみとセットになることでより美味しくなる、と。

 家に帰ってちょっと飲みたいなと思う日、ノンアルコールビールをグラスに注ぎ、少し美味しいものを用意して晩酌タイムにすると、1缶開く頃にはだいぶ気が済んでいる自分に気づきます。じつは家でほっと一息ついて空腹や喉の渇きが満たされると、お酒がなくても気分が晴れてくるものなのです。

 以前旅行したブルネイはイスラム教国のため、国のどこを探してもお酒は売っていません(裏技はあるようですが...)。ないと言われると飲みたくなってしまい、あれこれ探した結果、チャイニーズマーケットで見つけたのがオランダBavariaのノンアルコールビール。晩御飯のお店に持ち込ませてもらい、大いに楽しみました。

イスラム教国・ブルネイではお酒を買うことができませんでした(裏技があるようですが...) Photo by T.I.