[フランクフルト 12日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのワイトマン独連銀総裁は12日、差し迫って利上げを行うリスクは低いとの認識を示した。

ドイツ国内での講演で発言した。

債券買い入れプログラムの規模縮小ペースを加速すべきとの認識を繰り返し表明。ただ、買い入れ終了後も長期間、金利を現行の過去最低水準に維持するECB方針を支持する考えを示した。

マイナス0.4%の中銀預金金利について、金融市場が織り込む12月の10ベーシスポイント(bp)引き上げ確率は70%となっている。

物価上昇率が1%を上回るなか、ワイトマン氏は各金融機関に対し、利上げに備えるよう呼び掛けた。同時に「金融政策の完全な正常化は、長い道のりとなる」と見通した。