[12日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続伸。自動車部品のGKN<GKN.L>が急伸して相場を支え、最高値を更新した。

GKNは投資会社メルローズ・インダストリーズ<MRON.L>による買収提案を拒否したと伝わり、26.2%上昇。メルローズも6%近く値を上げた。

英国の欧州連合(EU)離脱交渉で、スペインとオランダが柔軟な姿勢を示したとの報道を手掛かりに英ポンドが上昇。通常なら輸出企業の業績悪化懸念が出るが、ETXキャピタルのシニア・アナリスト、ニール・ウィルソン氏は「世界的に景気が拡大し、英国のEU離脱がもはやリスク要因ではないという状況で、この数週間はロンドン株式市場とポンドの関係はなくなっている」と指摘した。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 上昇。企業の合併・買収(M&A)の活発化が期待された。

ほぼ2年半ぶりの高値圏で推移しているが、ユーロ高や欧州中央銀行(ECB)が量的緩和を縮小するとの観測もあり、上値は限られた。

フランスの高級ブランドを展開するケリング<PRTP.PA>は一時最高値に。ドイツのスポーツ用品、プーマ<PUMG.DE>の経営権を手放す方針と伝わった。ただ、終値ベースではケリングは0.1%高、プーマは6%近く下げた。経営の分離よりも、プーマによる他の業界との提携が期待されていたためとの声も聞かれた。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのワイトマン独連銀総裁が、利上げ切迫リスクは低いとの認識を示したことを受け、利回りが低下した。

ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>は一時、0.54%と5カ月ぶり高水準をつけたが、直近では2ベーシスポイント(bp)低下して0.51%前後。

ドイツのメルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と、第2党の社会民主党(SPD)が、正式な連立政権交渉入りに向けた政策文書で合意した。これを受け南欧国債がアウトパフォーム、利回りはさらに低下した。

イタリア10年債利回り<IT10YT=TWEB>は8bp低下して1.98%。ドイツ国債との利回り差は、146bpと12月半ば以来の水準に縮小する場面があった。

イタリア国債利回りは、1日の下げでは11月初め以来の大きさとなる見通しだ。

スペイン10年債利回り<ES10YT=TWEB>は4bp下がって1.51%。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]