[15日 ロイター] - 15日アジア時間の金価格は、一時4カ月ぶりの高値に上昇した。ドル指数が3年ぶりの安値水準に下落したことが背景。

0302GMT(日本時間午後0時02分)現在のスポット価格<XAU=>は0.2%高の1オンス=1340.72ドル。一時9月8日以来の高値となる1342.06ドルまで値上がりした。

先週は1.4%の上昇。5週連続の上昇となった。

ニューヨーク金先物<GCcv1>も0.4%高の1340.80ドル。

OANDAのAPACトレーディング部門トップ、スティーブン・インズ氏は「ドル安が主な材料だが、中東でくすぶっている地政学リスクも注目されている」と指摘。

「トランプ米大統領が核合意について、イランが順守しているとは認めない意向を示したこと受けて、今年は引き続きイランが最大の地政学リスクとなっている。緊張がエスカレートすれば、金が大幅に値上がりする可能性がある」と述べた。

トランプ大統領は12日、核合意に基づく対イラン制裁の停止継続を表明する一方、核合意の「ひどい欠陥」を修復する「最後の機会」だと欧州諸国に警告、結果次第では米国が合意から脱退する可能性に言及した。