写真=大河内 禎

【Part 01】 /【Part 02】

アメリカ人が建てた住宅に 私たち夫婦は一目ぼれです
MS KATE KLIPPENSTEEN

エディター
港区・白金台の戸建て

空間に間仕切りのない 魅力的なアメリカ人の家

「初めてここに来たとき、ああ、可能性に溢れた家だと思いました」

 ケイトさんが20年間暮らす家は1960年代後半〜70年代(詳細な時期は不明)にアメリカ人が建てた庭付きの3階建て。

「空間に仕切りの壁がないのが魅力でした。ドアやキャビネットのハンドル、バスルームのタイルもレトロでおしゃれ。古いものが好きなのでそのまま使っています」

フランク=ロイド・ライトの弟子が設計した家で育ったケイトさん。キャビネットの木材やハンドルを見た時、実家を思い出したという

 ケイトさん夫婦が入るまでは約2年間、空き家だった家。ボロボロのカーペットを外して床板を貼り替え、天袋やカウンターのビニルクロスを剥がしてグラインダーをかけ、天井にペンキを塗るなど、リフォームはすべて夫婦二人で行った。

(左)キッチンのカウンターでほっとくつろぐケイトさんと、夫で写真家の小西康夫さん。(右)柱に飾った花入れは作家の林友子さんの作品