[15日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 小幅安。建設大手カリリオンが清算手続きに入ったことやポンド高が相場の上値を抑えた。

カリリオンは15日、銀行が追加融資を拒否したことを受け、強制清算の手続きに入った。これに伴い、同社が手掛ける大型プロジェクト数百件の先行きが不透明になった。同社株は売買停止に追い込まれた。

同業のバルフォア・ビーティは3.3%安。ガリフォード・トライは7.3%安。カリリオンの供給会社スピーディ・ハイヤーは5.7%下落した。一方、カリリオンの契約が流れるとの期待から同業他社の一角は値上がりし、キア・グループは3.5%高。セルコは7.4%高。

<欧州株式市場> 下落。年初から2週間好調に推移していたものの、この日は景気循環株の売りが膨らみ、一服商状となった。

フィンランドの鉱山機器メーカー、メッツォは9.8%安。市場予想を下回る第4・四半期の業績を嫌気した。

独食品卸売り大手メトロは3.8%安。営業報告からは、年末商戦にロシア事業の売り上げが減速したことが明らかになった。

<ユーロ圏債券> 大半の中核国10年債利回りがほぼ横ばいから2ベーシスポイント(bp)低下し、先週つけた数カ月ぶりの高水準から遠ざかった。

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのハンソン・エストニア中銀総裁は、域内の経済やインフレが予想通りに推移した場合、ECBは9月以降、債券買い入れを一気に終了することが可能との見方を示した。独紙ベルゼン・ツァイトゥングが同総裁の発言として報じた。

ドイツ10年債利回りは同総裁の発言を受け一時、0.528%まで上昇した。ただ、前週末につけた5カ月ぶりの高水準(0.54%)をなお下回る。

アナリストらによると、今週は償還が相次ぐ一方、先週ほど新規発行が予定されておらず、債券価格を下支えした面がある。