[15日 ロイター] - 米銀大手シティグループ<C.N>は15日、米国、英国、ドイツの3カ国で女性とマイノリティーの賃金を引き上げ、格差を解消すると発表した。

男女間の賃金格差の分析と公表を求める株主の声に対して対応を講じるのは、米大手行ではシティが初めて。

シティによると、3カ国で調査を行った結果、女性とマイノリティーの賃金は平均で男性と非マイノリティー従業員の99%であることが判明した。

広報担当のジェニファー・ロウニー氏は、今回の調査で明らかになった格差を解消するために女性とマイノリティーの賃金を引き上げると説明した。

調査で判明した他の賃金格差についても調整を図る。

「物言う投資家」のアージュナ・キャピタルは昨年、シティの株主に対し、男女間賃金格差への対応を求める提案に賛成票を投じるよう呼びかけた。アージュナは15日、シティの今回の発表は米銀行とクレジットカード業界における経営方針の大きな転換を示しているとして、この提案を取り下げた。