[東京 16日 ロイター] - 観光庁は16日、2017年の訪日外国人客数は前年比19.3%増の2869万人となり、過去最高を更新したと発表した。国別では中国が最も多く735万人(15.4%増)、次いで韓国の714万人(40.3%増)となっている。

17年の外国人旅行者消費総額は前年比17.8%増の4兆4161億円で5年連続して過去最高を更新、初めて4兆円を超えた。2017年は全ての四半期で過去最高額だった。

一方、1人当たり旅行支出は15万3921円で前年比1.3%減だった。観光庁では、短期滞在の傾向が強く消費額の少ない韓国からの旅行客が増えたことが、1人当たり支出の減少要因と分析。1泊1人当たりの計算では、前年比増加となっているという。

田村明比古観光庁長官は会見で、2020年までの目標値に対し「客数は堅調に推移しており、消費額はさらなる努力が必要」とし、2018年は、観光資源のレベルアップや受け入れ体制の整備など、「一段とギアアップする年にしていかなければならない」と語った。

12月の訪日客数は、前年同期比23.0%増の252万人だった。

(宮崎亜巳)