[シドニー 16日 ロイター] - 豪カンタス航空<QAN.AX>は16日、台湾や香港を「国」として表記しないよう自社のウェブサイトを修正したと発表した。

中国政府は、同国が領土と主張している台湾や香港などに関し、海外企業による表記方法への監視を強化。ウェブサイト上のプルダウンメニューにも監視が及んでいる。

カンタス空港は電子メールで「自社サイトにおいて中国領土の一部を誤って『国』として表記してしまったことは過失であり、これを修正した」と発表した。

中国民用航空局(CAAC)は海外の航空会社に対し自社サイトを調査し、必要なら修正を行うよう要請したが、その影響は航空会社以外にも波及している。

中国政府は前週、米ホテルチェーン大手マリオット・インターナショナル<MAR.O>の中国サイトを1週間に渡って一時停止させた。同社が顧客アンケートにおいてチベット、台湾、香港、マカオを別の国として表記したためという。

カンタス空港の広報担当に対し、中国当局による同様の対応を想定したかと質問したが、現時点で回答はない。