[ニューヨーク 16日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場で、ユーロが対ドルで約3年ぶり高値圏を維持。欧州中央銀行(ECB)が来週の理事会で資産買い入れを継続するガイダンスを取り下げる可能性は低いとのニュースを受けた一時の下げから値を戻した。

仮想通貨ビットコイン<BTC=BTSP>は最大18%下落し、4週間ぶりの安値を更新。仮想通貨の取引禁止は依然として選択肢だとする韓国企画財政相の発言が伝わり、規制を巡る懸念が高まった。

関係筋によると、ECBは域内経済とユーロの見通しを見極めるには時間が必要で、債券買い入れ継続のガイダンス見直しは先送りされる見通し。

同ニュースを受け、ドルは対ユーロで上昇。また、ドイツ大連立政権発足を巡る不透明性はドル買いを誘い、朝方の取引でユーロを圧迫した。

終盤の取引でユーロ/ドルは<EUR=>は0.06%高の1.2268ドル。

米株価が下げに転じたことで、安全資産とされる円とスイスフランへの投資妙味が高まった。

ドル/円<JPY=>は0.18%安の110.32円。ドル/スイスフランは0.45%安の0.9586フラン。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.05%安の90.398。ただ、前日付けた3年ぶりの安値となる90.279よりはなお高い水準にある。

XEの首席市場ストラテジスト、レノン・スィーティング氏は「この日みられたドルの勢いの大半は一時的なもの。ドルに対する弱気な見方は根強い」との見方を示した。

ドル/円 NY終値 110.44/110.47

始値 110.64

高値 110.87

安値 110.25

ユーロ/ドル NY終値 1.2259/1.2262

始値 1.2215

高値 1.2281

安値 1.2196

*表を更新しました。

(表はロイターデータに基づいています)