[ブリュッセル 16日 ロイター] - 欧州連合(EU)の文書によると、来週23日に開かれるEU財務相会合では、ドイツに対して賃上げや投資強化が求められる見通し。輸出主導経済の転換でドイツに域内の景気回復の支援を求めるという従来方針を改めて訴える。

今月の会合ではユーロ圏の2018年経済政策について合意する見込みのほか、EU加盟各国で異なる経済発展の不均衡についても話し合う。

ロイターが入手した会合文書によると、財務相らはドイツの経常黒字に対処が必要とする欧州委員会の意見に賛同し、「大幅な経常黒字を持つ加盟国は賃金上昇を推進する条件を作り出し、投資を促すとともに内需や成長の可能性を支援する優先施策を実行すべきだ」と指摘している。

一方、経常赤字が大きなユーロ圏諸国については賃金上昇を抑えるべきだとした。

また文書によると、財務相らは今年と来年のユーロ圏全体の財政政策について「おおむね中立的」とすることで合意したという。