公道を走るWEC(世界耐久選手権)マシンといえるGRスーパースポーツコンセプト

 

 市販車プラスアルファ。それがいま“売れる”クルマのトレンドだとか。人口減に加えてクルマばなれ。そこにあってどう商機を見出すか。クルマメーカーの戦略を見るいいチャンスが東京オートサロンなのだ。

 2018年で第33回を数えるという東京オートサロン。1月12日から14日まで開催された。幕張メッセの会場で参加社は442社。ブースは4348と盛況ぶりを見せたのである。

 もっとも注目された1台がトヨタのガズーレーシングカンパニーが持ちこんだGRスーパースポーツコンセプト。ルマンカーを市販車にというプロジェクトだ。

「次の100年も、クルマを徹底的に面白くする」。報道陣へのお披露目の場で、ガズーレーシングカンパニーの友山茂樹プレジデントはそう語った。

 

いま消費者のトレンドは自分なりのカスタムカートヨタ系列のモデリスタが手がけたトヨタC-HRのドレスアップカー(C-HRは人気車種)