1月15日、足元で一部のフラッシュメモリー価格が突然下落したことなどから、半導体メモリーの好況が少なくともあと1年は続くと見込んでいた投資家を不安に陥れている。写真はソウルで2013年5月撮影(2018年 ロイター/Lee Jae-Won)

[ソウル 15日 ロイター] - 足元で一部のフラッシュメモリー価格が突然下落したことなどから、半導体メモリーの好況が少なくともあと1年は続くと見込んでいた投資家を不安に陥れている。

 半導体メモリー市場は2016年半ば以降空前の好調が続いてきた。より多くのデータを蓄積できる強力な半導体を必要とするスマートフォンやクラウドサービスの需要が力強い成長を続けたおかげで、昨年だけで70%近く市場が拡大。供給面でも、長年にわたる業界再編を経て1990年代半ばに20社前後あったサプライヤーがごく少数に絞られ、抑制が効くようになった。

 ただ昨年第4・四半期にはスマホに広く使われているハイエンドのフラッシュメモリーの価格が約5%落ち込み、一部のアナリストは現在、半導体業界の今年の成長率は前年の半分未満の30%まで下振れると予想している。

 こうした状況を受け、先週にはサムスン電子の株価が7.5%下落し、ライバルのSKハイニックスも6.2%値下がりした。

 もっともアナリストによると、半導体市況が急に暴落する公算は乏しく、今年は比較的安定的に推移するはずだ。30%というのは、変動が激しいことで知られるこの業界としてはなお力強い成長率で、過去最長の拡大局面自体は続いている。