[サンフランシスコ 19日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は19日、減税措置などが米経済成長の追い風になるとし、連邦準備理事会(FRB)は2018年も緩やかなペースで利上げを継続する必要があるとの考えを示した。

同総裁は講演後に記者団に対し、今年は3回の利上げが実施されるとの見通しは「格好の開始点」になると指摘。ただ、3回という回数は決定されたものではないと述べた。

そのうえで、賃金や物価が上向く初期の兆候はまだ見られないものの、「経済は予想より良好であるとの兆候は明らかに出ている」と述べた。ただ、こうした状況に対応した利上げのペースはあくまで緩やかなものになると指摘。「利上げペースはやや加速する可能性があるが、(FRBの)戦略が一転することはあり得ないとみている」と述べた。

また、米経済成長率は2.25─2.5%と、失業率を現在の4.1%から年末までに3.7%近辺に押し下げるに十分なペースとなると予想。インフレ率は向こう2年間でFRBが目標とする2%に達するとの見方を示した。

ウィリアムズ総裁を巡っては、米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙と英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙が今週、ホワイトハウスがFRB副議長候補に検討していると報道。ウィリアムズ総裁はこうした報道について、決定は大統領が行うもので「今後の展開について憶測することはしない」と述べるにとどめた。

次期FRB議長にパウエル理事が就任することついては、FRBの政策の「継続性」が維持されるとの見方を示した。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)