[ロンドン 22日 ロイター] - 金融機関の外為トレーダーの間で取引におけるスマートフォンの利用が広がっていることが、米JPモルガン・チェースが22日公表した調査で分かった。

調査は年1回行われ、今回が2回目。金融機関で主に外為取引を手掛ける400人のトレーダーに取引におけるスマホアプリ利用の有無を尋ねたところ、利用していると回答したトレーダーの比率が昨年の約20%から37%程度に上がった。

外為取引でのスマホ利用にはまだ障害が残っており、特にモバイル機器での取引を禁止する社内規定などが大きな妨げになっている。

ただ、JPモルガンの電子商取引セールス・マーケティング部門の責任者のスコット・ワッカー氏は、電子取引は規制面の後押しや金融機関の効率化の取り組みなどが追い風になり、今後も成長が続くとの見通しを示した。

ワッカー氏はロイターに対して「市場ではモバイル機器の取引技術のセキュリティーに対する安心感が高まっており、電子取引が増えて、モバイル機器と金融市場の相互関係は深まると見込んでいる」と述べた。