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ガンバレ受験生・就活生!澤穂希、長友佑都らに学ぶ
逆境にも決してめげない気持ちと前向きの姿勢

相沢光一 [スポーツライター]
【第186回】 2012年1月17日
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 この時期、不安と戦いながら自らの将来を切り拓くために必死の思いで頑張っているのが受験生と就活中の学生たちである。

 大学受験はすでにセンター試験が終了。各大学の受験日も間近に迫っている。大学全入時代といわれているが、よりレベルの高い大学は、やはり狭き門。難関をクリアするために最後の追い込みをかけている受験生も多いだろう。

 就活の学生も大変だ。氷河期を越えるといわれる就職難に加え、今年度から企業の採用における新協定が始まった。就活の長期化を防ぐため、従来は10月1日からだった採用情報の公開とエントリー受付が12月1日となったのだ。短期決戦となり、就活生たちはこの寒空の下、会社説明会に飛びまわっている。その努力が実を結ぶのか、落ち着かない日々を送っているに違いない。

平坦どころか茨の道だった
澤穂希のバロンドール受賞まで

 スポーツ界では、なでしこジャパンの澤穂希がFIFAが選定する年間最優秀選手賞「バロンドール」を受賞したことでもちきりだ。歴史的快挙を成し遂げた日本人アスリートとして今、称賛を浴びているが、この澤も1年あまり前は、先の見えない不安な状態にあった。所属していた日テレ・ベレーザが財政難のため、プロ契約を解除。リストラされたのである。

 観客動員力に欠け、厳しい運営を強いられてきたなでしこリーグのクラブで、ベレーザ時代と同様のプロ契約を得るのは厳しい。この時32歳。もし、どのクラブからも獲得の声がかからなかったら、引退の可能性もあったのだ。そんな中、新興クラブで強化に力を入れていたINAC神戸レオネッサからオファーがあり、プロ契約を勝ち取った。年俸は360万円だったといわれる。その半年後になでしこジャパンのキャプテンとして臨んだのがFIFA女子W杯。ご存じの通り、優勝という快挙を成し遂げ、一躍日本だけでなく世界でも称賛される女子アスリートになったのだ。

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相沢光一 [スポーツライター]

1956年埼玉県生まれ。野球、サッカーはもとより、マスコミに取り上げられる機会が少ないスポーツも地道に取材。そのためオリンピックイヤーは忙しくなる。著書にはアメリカンフットボールのチーム作りを描いた『勝利者』などがある。高校スポーツの競技別・県別ランキングをデータベース化したホームページも運営。 「高校スポーツウルトラランキング」


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