経営 X 人事

新任管理職が抱える部下指導の悩みはキャリアコンサルティングで軽減するか

【事例まとめ】

 Gさんの事例は、新任管理職が陥りがちな状況であったと思う。思うに任せない部下と、丸投げ部長の板ばさみになっている、という状況だ。

 部下との対話の際にきちんと向き合う姿勢を見せることによって、Gさんと部下との間の溝を埋めることができた。

 このことをふまえて、次は部長とも対話をし、部下マネジメントについてのバックアップを要望し、部長もそれを約束したという。

 企業内キャリアコンサルティングが、相談・問題解決機能を発揮したケースであり、日頃仕事上のことで夢中になっていて多忙で複雑な業務に支援も少なく、孤独な管理職に、人材育成の大切さを考えてもらえる機会でもあったと思う。

注)本事例は実態に基いたものですが、特定の個人のものではありません。

(浅川キャリア研究所所長 浅川正健)

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「企業内キャリアコンサルティング」入門

2016年4月より国家資格となったキャリアコンサルタント。厚生労働省は企業内にキャリアコンサルタントを置き、従業員のキャリア支援を促進することを唱道している。本連載は、他社に先駆けて2001年に伊藤忠商事でキャリアカウンセリング室を創設して初代室長となり、退職後もライフワークとして「企業内キャリアコンサルティング」の普及に努めている浅川正健氏が、キャリアコンサルティングの望ましいあり方と、実際のコンサルティング事例を解説する。

「「企業内キャリアコンサルティング」入門」

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