[サンフランシスコ 23日 ロイター] - 米持ち株会社アルファベット<GOOGL.O>傘下のグーグルは23日、自社のオンラインストアにオーディオブック(朗読配信)を導入した。スマートスピーカーと仮想アシスタントで競合するアマゾン・ドット・コム<AMZN.O>との競争力を強化する。

グーグルのスマートスピーカー「ホーム」は、同種のスピーカーの夜間利用法として最も人気が高いオーディオブックへの対応で、アマゾンの「エコー」に遅れていた。オーディオブック最大手であるアマゾン傘下のオーディブルは、「ホーム」などの「グーグル・アシスタント」関連スピーカーではサポートされていない。

一方で、グーグルは動画投稿サイト「ユーチューブ」でアマゾンの一部製品のサポートを止めており、オーディオブックの導入により両社間の闘いは一段と広がる。

電子書籍ストア「グーグル・プレイ・ブックス」のプロダクトマネジャーを務めるグレッグ・ハートレル氏は、同社の新たなオーディオブック販売について、契約せずに購入できる点を最大のセールスポイントに挙げた。同氏は23日、ブログに「約束に縛られず、1冊のオーディブックを手ごろな価格で購入できます」と投稿した。

オーディブルでも1回限りの購入ができるが、同社は月額14.95ドルの契約を推奨している。契約すれば1冊目は無料でダウンロードでき、2冊目以降は30%の値引きが適用される。

グーグルは2010年に電子書籍の販売を開始。ハートレル氏はロイターに、オーディオブックを導入したのは「顧客から要請があったためだ」と説明した。

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