[北京 24日 ロイター] - 中国・北京市の陳吉寧・市長代理は24日、大気汚染との戦いはなお時間がかかり、非常に厳しい状況が続くとの見方を示した。

同市は一般家庭や工場に石炭から天然ガスなどへの燃料切り替えを求めるなどして、大気汚染の削減に取り組んできた。

微小粒子状物質「PM2.5」の濃度は2017年の年平均で1立方メートル当たり58マイクログラムとなり、国務院が設定した目標を達成した。

ただ、同市の公式基準値である35マイクログラムや世界保健機関(WHO)が基準値とする10マイクログラムにはなお遠い。

陳氏は「大気環境の一段の改善は極めて難しい」との見方を示した。

その上で「次の段階として北京市は新たな汚染防止計画を発表し、環境検査を強化する」と言明。「農村部で石炭からクリーンなエネルギーへの転換を引き続き推進するとともに、排ガス基準を超える自動車の削減にも引き続き取り組む」との考えを示した。