[ロンドン 24日 ロイター] - IHSマークイットが24日に発表した1月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値は58.6と、12月改定値の58.1から上昇し、2006年6月以来の高水準となった。

ロイターが実施したエコノミスト調査では57.9への低下が予想されていた。

IHSマークイットのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「一連の数字は非常に強い。ユーロ圏にとってすばらしい年明けだ」と話した。

また、1月のPMIは第1・四半期の国内総生産(GDP)伸び率が1.0%になることを示唆していると指摘した。

1月は算出価格指数も前月の53.2から54.6へと上昇、約7年ぶりの高水準となり、インフレ押し上げに苦慮してきた欧州中央銀行(ECB)にとって明るい材料となった。

サービス部門PMIは12月の56.6から57.6に上昇し、07年8月以来の高水準を記録。56.4への低下を見込んでいたエコノミストの予想に反して上昇した。

新規事業指数が56.7から57.2に上昇し、07年8月以来の高水準となったことなどが寄与した。

一方、製造業PMIは12月の60.6から59.6に低下。エコノミスト予想の60.3を下回った。

生産指数も62.2から61.1に低下した。

ただ、将来の生産を示す見通し指数は67.9と、調査開始以来の高水準に上昇し、減速が一時的である可能性を示唆した