[ダボス(スイス) 24日 ロイター] - 中国共産党財経指導小組事務局長(党政治局員)の劉鶴氏は24日、新たな市場開放策を展開すると述べた。「国際的な期待」を上回る内容になり得るという。世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)で語った。

劉氏によると中国は金融と製造、サービス業において海外企業に対する規制を緩める。同時に知的財産権の保護や輸入拡大に向けた対策を強化するという。

中国の金融部門は数兆ドルの規模を誇るが、同部門で事業拡大を狙う海外企業は、中国の市場の閉鎖性に不満を持ってきた。中国政府は昨年末、金融部門の規制を緩和すると発表した。

劉氏はダボス会議で「今年は一つ一つ約束を果たすと責任を持って宣言できる」と述べた。劉氏はまた、中国が自動車輸入の関税を「秩序ある形で」引き下げると述べた。詳細は明らかにしなかった。

中国は現在、輸入された自動車に25%の関税を課している。トランプ米政権は中国に対し、通商政策を改めるよう圧力をかけている。トランプ大統領が昨年11月に訪問した後、中国は自動車の関税を徐々に引き下げる意向を示した。中国で組み立てられた自動車に対して米国が課している関税は2.5%だ。