[ウェリントン 25日 ロイター] - ニュージーランド統計局が発表した第4・四半期の消費者物価指数(CPI)は、前期比0.1%上昇し、予想(0.4%上昇)を下回った。

前年比では1.6%上昇し、こちらも予想(1.9%上昇)を下回った。

発表を受けて、ニュージーランドドル<NZD=>は1セント超下落し、0.7327米ドルとなった。直近は0.7347米ドル。

中銀はインフレ率が目標(1─3%)の中間近辺で安定するよう、2016年末以降、政策金利を過去最低の1.75%に据え置いている。予想を下回るCPIは、中銀にとり好ましくないニュース。

ASB銀行のシニアエコノミスト、ジェーン・ターナー氏は、今回の結果で、中銀がもうしばらく様子見を続けるとの見方が再確認された、と述べた。

食品や家財道具、自動車などの値下がりがCPIを押し下げた。一方、建設価格は1.3%上昇。家賃も0.5%上昇した。

ターナー氏は「住宅部門以外では、インフレ圧力が高まっている兆候は確認しづらい」と説明した。

キャピタル・エコノミクスのチーフエコノミスト、ポール・デールズ氏は「ニュージーランドのインフレ率の鼓動が弱いままであることは明らか」とし、「年内の利上げを織り込んでいる市場は誤っているだろう」と述べた。

ANZ銀行のチーフエコノミスト、シャロン・ツェルナー氏は利上げ時期見通しを従来の18年11月から19年半ばに変更した。

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