[ロンドン 25日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は英国の欧州連合(EU)離脱が賛成多数となった2016年の国民投票の結果、英経済は毎年約100億ポンド(142億5000万ドル)を失っているとの見解を示した。タイムズ紙が25日、報じた。

タイムズ紙によると、世界経済フォーラム年次総会(WEF、ダボス会議)に参加中のカーニー総裁は出席者の質問に対し、英国のEU離脱(ブレグジット)支持者は公的支出が毎週3億5000万ポンド押し上げられると主張していたが、離脱による経済成長に対する損失はこの3分の2から4分の3に相当するとの見方を示した。

英中銀の報道官はこの報道についてコメントを控えている。タイムス紙の報道はダボス会議の会合の出席者の発言に基づくもので、報道関係者は出席が許可されていなかった。