[フランクフルト 25日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は25日の理事会で金融政策、およびガイダンスの据え置きを決定したが、このところのユーロ高を受け、ECBの次の動きを巡り政策担当者の間で意見が分かれていたことが複数の関係筋の話で明らかになった。

ECB政策担当者は3月の理事会でガイダンスを修正し資産買い入れ策の打ち切りに向け準備していることを示す方向で取り組みを進めているもようだが、このところのユーロ高でユーロ圏のインフレの回復が脅かされるなか、難しい舵取りを迫られている。

3人の関係筋によると、一部政策担当者は、必要に応じて資産買い入れを増加させるとの確約を3月の理事会で打ち切ることを検討する意向をなお持っている。

一部理事会メンバーはこれまでも資産買い入れの打ち切りを主張。ただ、ユーロの動きに驚いた一部の政策担当者はこの日の理事会でいかなるコミットメントを示すことも時期尚早となるとの立場を示し、3月に全般的な状況を再検討したいとの意向を示した。

関係者は「ユーロ高は非常に深刻な問題となっている」と指摘。「3月にバイアスを緩和させるかどうか、真剣な討議が展開される」としている。

ECB報道官はこの件に関してコメントを控えている。