[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米国株式市場はまちまちで引けた。ダウ工業株30種<.DJI>とS&P総合500種<.SPX>は終値での最高値を更新したが、ナスダック総合指数<.IXIC>は軟調。

この日の米株市場は全般的に上昇していたが、トランプ米大統領がCNBCのインタビューで「最終的には強いドルが望ましい」と語ったことを受けて下げ基調に転じ、大半の銘柄はそれまでの上昇分を失った。

この発言が追い風となり、ニューヨーク外為市場ではドルが下げから切り返した。前日は、ムニューシン米財務長官によるドル安容認発言を受け、ドルは全面安の展開となっていた。

米バイオ医薬品のバイオジェン<BIIB.O>は2.09%高。第4・四半期決算は、最近発売した脊髄性筋萎縮症治療薬「スピンラザ」の売り上げ増加により、売上高が市場予想を上回った。

米重機メーカーのキャタピラー<CAT.N>は0.61%高。第4・四半期決算は、利益が7四半期連続で市場予想を上回った。建設・鉱山機械に対する世界的な需要が高まるなか、売上高は35%拡大した。

米自動車大手フォード・モーター<F.N>は3.98%安。第4・四半期決算で純利益が市場予想を下回ったことが要因。コモディティー(商品)コストの上昇が響いたほか、為替の影響がマイナスに作用した。同社はまた、2018年は原材料価格上昇の悪影響が一段と強まるとの見通しを示した。

米半導体大手インテル<INTC.O>は引け後の取引で2.45%上昇。第4・四半期決算はデータセンター部門が好調で4.1%増収となった。

米コーヒーチェーン大手スターバックス(スタバ)<SBUX.O>は第1・四半期(10-12月)決算を受け、引け後に3.6%下落。

好調な企業決算と経済指標に支えられ、2018年の米国株式市場は良好な滑り出しを見せている。

ロングボウ・アセット・マネジメントのジェイク・ダラーハイド最高経営責任者(CEO)は「あらゆる悪いニュースを無視し、良いニュースだけを材料に上昇していく相場になっており、恐ろしい。調整局面は激しく厳しいものとなるだろう」と語った。

米取引所の合算出来高は72億株。直近20営業日の平均は67億株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 26392.79 +140.67 +0.54 26313.06 26458.25 26259.72 <.DJI>

前営業日終値 26252.12

ナスダック総合 7411.16 -3.90 -0.05 7457.95 7458.53 7388.58 <.IXIC>

前営業日終値 7415.06

S&P総合500種 2839.25 +1.71 +0.06 2846.24 2848.56 2830.94 <.SPX>

前営業日終値 2837.54

ダウ輸送株20種 11007.66 -176.74 -1.58 <.DJT>

ダウ公共株15種 696.52 +9.52 +1.39 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1337.62 -23.06 -1.69 <.SOX>

VIX指数 11.58 +0.11 +0.96 <.VIX>

S&P一般消費財 859.57 -1.19 -0.14 <.SPLRCD>

S&P素材 399.95 +2.81 +0.71 <.SPLRCM>

S&P工業 671.14 +1.03 +0.15 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 601.63 +0.13 +0.02 <.SPLRCS>

S&P金融 497.25 -0.94 -0.19 <.SPSY>

S&P不動産 198.46 -0.34 -0.17 <.SPLRCR>

S&Pエネルギー 569.76 -4.45 -0.77 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 1036.84 +9.10 +0.89 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 165.31 +1.17 +0.71 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1184.42 -2.85 -0.24 <.SPLRCT>

S&P公益事業 258.97 +3.90 +1.53 <.SPLRCU>

NYSE出来高 8.87億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 23630 - 30 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物3月限 円建て 23605 - 55 大阪比 <0#NIY:>

(ロイターデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)