[ロンドン 26日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)のカーニー総裁は26日、欧州連合(EU)との将来の関係を巡る不透明感が解消されれば、英経済は今年、成長の足取りを速め、世界経済に対する遅れを取り戻す可能性があるとの見方を示した。

総裁はBBCラジオとのインタビューで「世界経済は加速しているが、英国では加速はまだみられない」と述べた。

ただ「欧州、そして世界の他の地域との関係がより明確になるにつれ、英経済と世界経済が今年、再び足並みをそろえる見込みがある」との見解を示した。

英国は2016年のEU離脱決定を受け、2017年第1─3・四半期の成長率がG7諸国の中で最低となった。

総裁は、EU離脱決定により成長が押し下げられ企業も影響を見極めるため投資を後ずれさせたと指摘。「主要先進国の投資は2桁の伸び率だが英国では1桁台前半だ」と述べた。

2月8日に最新の経済見通しを発表する予定で、総裁はそれ以前に見通しを明らかにすることはないとした。

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