[ダボス(スイス) 26日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は26日、世界の主要中銀が金利を引き上げれば金融市場は影響を受ける可能性があるとしながらも、金融システムの改革により実態経済への影響は限定されるとの考えを示した。

カーニー総裁はスイスで開かれている世界経済フォーラム年次総会(WEF、ダボス会議)でのパネル討論会で、資産価格に調整が入る確率は高まっているとの認識を表明。こうした動きが金融システムのなかでマイナス方向に増幅されるのか、実体経済に影響が出るのか問題となっているが、そうした可能性はかなり低いと述べた。

そのうえで、世界的な金融危機後に実施された銀行システム改革により、金融機関が将来的な「衝撃」に対応する能力は大きく改善されているとの認識を示した。