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美人のもと

美人はトイレもオナラも我慢しない

西村ヤスロウ [広告プランナー]
【第24回】 2009年5月21日
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*我慢

 旅行に行くと顔がおかしくなるという女性がいる。たしかに「旅行顔」だとわかる人がいる。きっといつもの場所だともっといい顔をしているに違いないと思えるのだ。旅行だけではなく、友達の家に泊ったとか、彼と「お泊り」したなど「外泊」した後に多い顔なのだ。

 なんとなく毒がカラダに回っているような顔。なんとなく臭そうな顔。いつものベッドで寝ないだけで毒が発生するわけがない。

 では、何が起きているのか。わかった。その毒とはオナラである。「旅行顔」は「屁顔」とも言える。オナラが顔にまで来ているのだ。

 オナラはつらい。ヘンな音が出るし、臭い。そんなものが自分のお尻から出ることは秘密にしておきたい。本当は誰でもするが、出ないことにしておきたい。

 だから、友達や彼と一緒にいる時は出さないようにする。しかし、人間だからしたくなる。そこで我慢。お腹が張ってくる。だが、そんなことでこの場の空気を汚したくない。つらいが我慢。我慢しすぎると、お腹の中で出たいものが暴れだす。そして毒が上がっていく。

 笑ったはずみで出るかもしれないので、心から笑うこともできない。そんな問題を抱えながらもオナラはカラダの中で行き場を探す。

 本当にオナラが毒となって顔にまで行ってしまうことはないだろうが、嫌な我慢はどうしても顔に出てしまう。毒が回ったようになる。屁顔だ。楽しいはずの旅行や外泊を後悔しだす人さえいる。

 オナラばかりではない。トイレに行くこと自体を我慢しがちになるのだ。それではいろんな毒が回ってしまう。

 我慢ばかりしていると本当に毒が回った顔が定着してしまう。「屁顔さん」が定着するのはまずい。それでは「美人のもと」が減っていくのだ。そう「美人のもと」と我慢は仲が悪い。

 出るものはどんどん出す。誰だって食べて出す。それが生き物だ。我慢が顔に出ているほうがずっとおかしいし、美人から遠ざかる。

 美人はそういうことにはとてもおおらかで、ためらいなくこなすのだ。それがまた美しい。自分を美しくするためのこと。そういう割り切りを持てばいい。

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西村ヤスロウ [広告プランナー]

1962年生まれ。プランナー。趣味は人間観察。著書に『Are You Yellow Monkey?』『しぐさの解読 彼女はなぜフグになるのか』などがある。


美人のもと

『経』に好評連載中の西村ヤスロウ氏によるエッセイ。「美人のもと」とは、女性なら誰しも持っているもの、「美人のもと」を磨き続けるためのコツを解き明かす。

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