[ブリュッセル 29日 ロイター] - 米フェイスブック<FB.O>は29日、プライバシーポリシーを初めて公表し、ユーザーによる個人情報管理を支援するための動画を提供する方針を明らかにした。欧州連合(EU)で導入される新たなデータ保護規則に対応する。

フェイスブックのプライバシー責任者エリン・イーガン氏がブログに掲載した情報によると、動画では、同社が広告表示に用いるデータをユーザーが管理する方法や、過去の投稿を削除する方法、アカウントを削除した場合にデータがどのように扱われるか、などを説明する。

EUが導入する一般データ保護規則(GDPR)はインターネット誕生以来の大掛かりな個人情報関連規則の見直しで、5月25日から施行される。

GDPRは企業に対し、データへの不正アクセスから72時間以内に報告することや、顧客自身による個人情報のエクスポートや削除を可能にすることなどを義務付ける。

フェイスブックのプライバシーポリシーは、ユーザーがアカウントを開設する際に同意する利用規約とは異なり、ユーザーの個人情報管理権限から、フェイスブック製品に組み込まれた個人情報保護機能、ユーザーが共有する情報の所有権まで、幅広くカバーする。

フェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)は前週、個人情報を扱う国際的な拠点を新設して中核的なプライバシー設定を集約し、ユーザーが自身のデータを容易に管理できるようにすると述べていた。